2010年09月21日

徳島訪問中に、JFK解任の報を聞く…

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外出中(しかも徳島訪問中)の出来事で、ちょっと時間が経ってしまいましたが、クラブの節目の出来事でありますし記しておきたいと思います。


今でも彼は非常に良い監督だと思います。
正直言って、この成績不振の責を負って、城福監督とFC東京との契約が切れてしまうのは残念でなりません。
東京サポの中でも監督としての評価は高かったので、今回の解任を惜しむ声は少なくありませんでしたし。
しかし残留を決める為の現実的なサッカーを行うには彼は不向きであったと思います。
東京を率いて2年・3年と、優勝を目指す理想的なサッカーのチーム作りを進めてきた城福監督の下で、急に残留争い目的の現実的な戦術の選択という真逆の方向性でサッカーをしなくてはならなくなった事は、城福監督は元より選手達にも戸惑いがあったでしょう。
だからこその監督解任であり、自分は今回のフロントの判断を尊重したいと思います。

で、後任監督に大熊監督が就任し、再び東京を率いる事になった訳ですが、今こそリセットし、チームの建て直して残留、そしてチームの浮上をかけたいと思います。
きっと大熊監督は、日本代表コーチでいろいろ吸収したものを、これからの采配に反映してくれる事でしょう。

城福監督は、成績不振でこの1ヶ月間、思い悩んでいたに違いありません。暫くはゆっくりと静養し、いずれは現場に、出来れば東京に復帰して欲しいと思います。


それから東京のフロントに、一つ注文を付けたい。

なぜこのような成績になってしまったのか、単に監督を変えるだけで事を済ませないで戴きたい。
FC東京はれっきとした株式会社・営利企業です。
今回の成績不振の原因は、怪我人の増加によるリスクマネジメントが全然為っていなかったためなのは明白でしょう。
W杯開催による、Jリーグの日程が過密になる事は事前に解っていたはず。
それにしてもあまりにも怪我人が出過ぎです。怪我人を出さない工夫をクラブとして実践してきていたのでしょうか?
単なる事故で済ませていませんか?
怪我人が多い原因をきちんと分析し、打てる手を確実に打っていますか?
フロントスタッフには、もっとビジネスライクに仕事をして欲しいですね。
先ずは要因分析をきちんとし、出来うる対策を確実に進めて戴きたい。

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